2024年10月31日(木)の午前8時30分。私は本日開店するCiiNA CiiNA 弘前の店頭で、地元の女性と開店時刻が思ってたのと違う件について語り合っていた。
「あんた、福島から来たの分かるよ。だって訛りが違うんだもん。」
以前、絶対どこかで会っている...
午前8:30頃のCiiNA CiiNA 弘前。通勤通学の人流が落ち着き、2024年9月29日(日)に営業終了後、その跡ビルに本日開店を待つばかりのCiiNA CiiNA 弘前。開店時刻...CiiNA CiiNA 弘前のWebサイトの更新が当日0時で、その更新内容が午前10時開店とのこと。当然、開店90分前では店もまだシャッターすら上がっていないなか、報道社の方が1人いらっしゃった。イトーヨーカドー弘前店同様、午前9時開店想定で現場にいらしたそう。お話すると「えええぇそうなんですか!」と10時開店に驚いた様子。
塔屋は骨組みだけになってしまっているが、CiiNA CiiNA 弘前の新しいデザインはここに掲げられるのであろうか。
CiiNA CiiNA 弘前の一部テナントが先行オープンする。ほとんどがイトーヨーカドー弘前店から引き続きの営業となる。キーテナントの食品ロピアは2025年2月頃のオープン予定の模様。
ちなみに9時開店とばかり思ってやってきたのは、報道社さんと私だけではない。市民と思われる買い物客も続々と9時前後に訪れ、入店できずにいったん去っていく。新聞の折り込みチラシなどなかったのだろうか。それとも、長年の弘前市のシンボルだったイトーヨーカドー弘前店の習慣が体に染みついているのであろうか。
9:40頃、入口に急遽貼りだされたお知らせ。時既に遅し。たぶん30人くらいはいったん来店して引き返している。
そして午前10時。CiiNA CiiNA 弘前。一部テナントの先行オープン。特にオープニングイベント等はなく、なぜか日常の開店風景のようだったが、大勢の買い物客が入口に滞留しており、続々と店内へ。目の前には無印良品。イトーヨーカドー弘前店時代と変わらぬ姿に一種の安心を覚える雰囲気。
開店直後の無印良品は大混雑。「無印良品週間」と銘打って、CiiNA CiiNA 弘前のオープンに花を添える。
1階フロアは無印良品のほかにメガネのJINSや雑貨のキューティーズ、スタジオアリスなどが営業。一方、イトーヨーカドー弘前店時代にあったLOFTは撤退し、空床となっていた。
1階風除室には窯焼きパンケーキ屋さん。おいしそうな匂いがただよう。
シンボルだった弘前ねぷた絵も健在。
2階フロアは衣料品のハニーズ、ABCマート、クォーレギャラリー、エステールなどが営業。婦人服、婦人雑貨のフロアとなっている。
イトーヨーカドー弘前店時代のコスメコーナーはその名残をとどめたまま。
3階フロアはパソコン教室のみとなっている。
4階のファミリーランドも営業再開。さっそくゲームセンターで遊んでいる人の姿もちらほらと。
5階は100円ショップキャン★ドゥと、書籍のくまざわ書店。アカチャンホンポが抜けたぶん、およそ半分くらいのフロアが営業している感じであった。
地階のフードコートはロッテリア、焼肉厨房いっしんなどが営業している。
こちらはバスセンター地下通路内店舗街。
食品スーパー「ロピア」が開店すれば、地階は一層活気づくだろう。オープンが待ち遠しい。
6階階段のダンジョンは健在。
8階レストラン街。レストラン街といっても、イトーヨーカドー弘前店時代から「やまなか」しか残っていなかった。現状のメインの売場と動線が離れているため、なかなか行きつきにくいがCiiNA CiiNA 弘前のレストランはここだけ。楽しい食事をぜひ味わってほしい。
2基あったエレベータのうち1基は「関係者専用エレベーター」となっており、買い物客は利用できない。1階エレベーター脇ではサーティーワンアイスクリームが営業再開。10月31日再オープンで、ハロウィンフェアが10月31日までと有効期限1日限りのフェアとなっていたが、「おかしなホイップクリームサンデー」をしっかりと食した。
弘前市のランドマークともいえるシースルーエレベーター。再びここから弘前市街を眺めることができるようになった。
2024年10月31日(木)に一部テナントが先行開業したCiiNA CiiNA 弘前。今後もテナントを増強し、2025年初旬のロピア開業に向けて街を盛り上げていく。
弘前バスターミナルはイトーヨーカドー弘前店閉店後も通常稼働していた。なお、今回は弘南バスの「キャッスル号」で弘前市を訪れたが、鉄道の乗り継ぎ等を考えると、あながち時間的損失は少ないように感じた。