柏高島屋ステーションモールは、1973年11月2日開業の髙島屋柏店が祖となっております。同年のわずか1カ月間の10月10日には柏そごうが開業しており、丸井柏店やイトーヨーカドー柏店の進出が相次いで柏駅周辺は大変な賑わいと商戦が繰り広げられていました。そのなかでも、髙島屋柏店は1992 年の全面改装で柏タカシマヤを中核に「柏髙島屋ステーションモール」として大幅増床。柏駅に覆いかぶさるような一体化した商業施設となり、さらに2008 年には新館を開業させて大増床。売場面積50,000㎡を誇る超大型百貨店となり柏市の主役となりました。
2023年から2024年にかけて売場の再編が進み、百貨店機能を本館に集中して、S館と新館を専門店街に特化させ、様々なジェネレーション層の要求に応えた進化した百貨店として歩みを続けています。
柏髙島屋ステーションモールの本館。千葉県屈指の巨大百貨店の一部である。例によって何の予習もせずにお買い物にでかけたところ、あまりの建屋の大きさに面喰ってしまった。2025年6月21日にお買い物。
本館1階西口。周辺の街歩きから来る人帰る人。次々と髙島屋への入口へ出入りしている。
東武電車柏駅に覆いかぶさるように建てられている柏髙島屋ステーションモールS館。ちょうどペデストリアンデッキの下、建屋正面にあたるところにバスターミナルがある。
柏駅コンコースを抜け、柏駅西口に直結している柏髙島屋ステーションモールS館。この直結通路の人の行き来が激しい。このほか、駅構内にも出入口や店舗に直接入れるエスカレーターもある。
柏髙島屋ステーションモール新館。こちらは最上階に柏市行政サービスセンターが設置されている。無印良品や書店、カフェなどが営業している。カルチャー系の用途にも使えるレンタルスペースもある。
まずは本館地下2階。こちらは「催会場」と呼ばれるいわゆる催事場がある。ちょうどお中元シーズンとあって、お中元承りコーナーが展開されていた。
本館地下1階は食料品、グローサリー、弁当等の売場となっている。百貨店の品ぞろえ。一段上の食材が並んでいる。
本館1階が銘店街となっている。全国区でお馴染みの洋菓子和菓子が所狭しと並んでいるほか、地元柏市の名物のお店も並び、多くの買い物客がお遣い物などに利用している。
本館2階は婦人向けのハンドバック、ハンカチ、婦人靴、財布、旅行用品などの売場。本館自体も大きな建屋なので、広いフロアに様々な婦人雑貨が並んでいる。
本館3階は特選ブティック。さすがは都市型百貨店。GUCCIなども営業していた。画像は本館4階の婦人服フロア。4階と5階が婦人服のフロアで、なかには他百貨店でもお馴染みのブランドの服の売場もある。
本館6階は紳士服、紳士洋品、ゴルフ衣料品やゴルフ用品のフロア。ややハイブランドな紳士服コーナーが並んでいる。お気に入りのショップができれば、足繁く通うことになりそうだ。本館7階はタオルや寝具などの暮らしのフロア、本館8階は宝飾品売場やサービスカウンターとなっている。
さてS館。1階はスーパーマーケットが営業している。2階はFOOD STREETといった髙島屋名物の食の通路のコーナーとなっている。
S館3階の本館側は髙島屋直営のコスメ売場。事実上の駅直結の百貨店エントランスとなっているこのフロアは、地方ではあまりみられないブランドをはじめ、実に様々なコスメコーナーが煌びやかな空間を演出している。柏駅には東北のS-PALのような駅ビルはないため、女子高生なども柏髙島屋ステーションモールのコスメコーナーを利用し、お気に入りのコスメを買い求めているという。
S館4階には、ほかの百貨店ではなかなかみられない意匠の喫茶店とギャザリングスペース。聖闘士星矢の牡羊座白羊宮のような佇まい。この空間でゆっくりと百貨店時間を過ごす買い物客たち。
S館4階。S館はおおよそ専門店街として営業している。
S館5階にはユニクロ。やはり建屋の大きさを生かし、大きな売場で様々な商品を展開している。
S館6階にあるABCマート。
S館6階の一部は、柏髙島屋直営の子ども服、ベビー用品、玩具、ランドセル売場となっている。
S館の奥にはスターバックスコーヒーや、サンリオコーナーもある。
S館7階はレストラン街。およそ15軒の飲食店が連なっている。また、本館側には「ハンズ」が営業している。
S館の特徴的なエスカレーター部分の吹き抜け。茶色い木を表現した壁に、緑の葉を表現した意匠になっている。
S館と新館を結ぶ連絡通路。壁面ガラスが開放感と明るさを演出する。
たくさんお買い物ができて満足。