MAXふくしま

2025年12月31日、ダイユーエイトMAXふくしまは、直営売場であるフードマックス、ドラッグエイトマックス、ワンズマックスの最終営業日を迎えました。さくら野百貨店福島店の撤退後、福島市の街の活性化のため福島市の地場ホームセンターであるダイユーエイトが新業態として営業をはじめ、15年での終止符となりました。

 

2025年も大詰めの大晦日。18時過ぎのダイユーエイトMAXふくしま。

 

MAXの店舗看板と、ダイユーエイトのロゴ照明。おそらく、ダイユーエイトの方は取り外されることになるだろう。

 

閉店のお知らせ。売場の大部分が営業終了となるが、テナントを中心に今後も営業は継続される。

 

フードマックス。スーパーマーケットである。すでに商品棚は空になっていた。

 

1階のメインストリート。お買い得ワゴンがポツンと1つだけ残されていた。

 

ドラッグストアのドラッグエイトマックス。こちらも残された商品は残り少なくなっていた。

 

ダイユーエイトが運営するワンズサイクルは営業を継続する。年明け以降の商品問い合わせもここで受け付けるという。

 

フードコートも営業継続される。これからも学生を中心とした憩いの場となるだろう。

 

フラワーマックスは2月にリニューアルオープンされるが、運営元が変わるようだ。

 

人気のワンズマックスも最後の営業。様々な雑貨屋文具などを取りそろえ、人気の店舗であった。一時期、郡山のATi郡山にも店舗を構えた時期もあった。この業態でも営業継続が難しかったのは、ブランド力というか知名度というか、何か決め手が足りなかったのであろうか。

 

3階専門店街などテナント群は引き続き営業継続。こちらは人気ファンシー雑貨「パステル」。

 

営業終了時刻の19時が近づき、店内の整頓が始まっていた。

 

19時ちょうど、MAXふくしまは営業を終了し、正面玄関が施錠された。20年前...私は同じ想いを抱いて同じ場所に立っていた。

 

19時を過ぎても、MAXふくしまの南口には買い物客の出入りがあった。店舗内を背景に、自撮りをしている学生の姿もあった。大好きなお店の思い出を残しているのだろう。

 

南口に一瞬の静寂が走る。

 

MAXふくしま、南口側のシャッターが閉じられる。

 

福島市の街の賑わいのため、出店を決断したダイユーエイトMAXふくしま。その役目を終えた2025年。2026年夏ごろに、ディスカウントストアのドン・キホーテが進出するとされている。

 

 

 

街の賑わいを支えた大きなお店がまた1つ...やっぱり寂しいな

 


MAXふくしまはJR福島駅東口から北へおよそ600mにある複合商業施設です。この建物はもともと曽根田ショッピングセンターとして「福島VIVRE」→「さくら野百貨店福島店」が営業していましたが、当時の建物所有事業者と賃料が折り合わず、さくら野百貨店福島店は2005年3月に閉店。跡ビルはワーナーマイカル福島(映画館)をはじめ一部テナントのみが引き続き営業を続けていましたが、第三セクターの福島まちづくりセンターが土地と建物を買い取り、ダイユーエイトがキーテナントとして店舗を再生。2010年11月25日に再オープンを果たしました。

 

さくら野百貨店福島店の撤退後、15年にわたって営業してきたダイユーエイトMAXふくしま。中心市街地向けに様々な業態の売場にチャレンジし、街を盛り上げてきた。2025年12月6日にお買い物。

 

MAXふくしま正面入口。果たして、このMAXの看板は今後どうなってしまうのだろうか。

 

スーパーマーケット部分の1階フロア、「FOOD MAX」。特に12月末に向けてのお知らせはまだ見られないが、タバコは現品限りの販売であるとの告知がなされるなど、少しずつ営業終了に向けての動きがあるようにみえる。

 

こちらはドラッグストア部分の「DRUG EIGHT MAX」。同じ建物で衣食住揃う良い店舗構成であるように思えたのだが。

 

2階にあがると、「閉店セール」の幟が。

 

雑貨の「One's MAX」は12月31日までの営業を謳って閉店セールを実施していた。ここに来れば、ちょっと違う、ちょっと上品な文具や雑貨が手に入ったのだが、営業終了は残念。

 

3階の専門店などをはじめ、各テナントは2026年1月以降も営業を継続する。その間、ドン・キホーテが入居するフロアは改修工事が行われるという。

 

ところで、1階にある花屋「FLOWER MAX」には2026年よりダイユーエイトのポイントカードが使えなくなる旨貼り紙がしてあった。経営主体が変わるのかも。

 

 

 

お気に入りの文具や雑貨はOne's MAXで良いものが揃っていたから、営業終了は寂しいですね

 

 


 

MAXふくしまを東側正面からみる。2024年5月18日にお買い物。

 

大型立体駐車場を有するMAXふくしま。立体駐車場は2時間まで無料。店舗正面の平面駐車場は1時間まで無料。

 

正面入口。脇にはフロア案内も掲示されている。映画館(イオンシネマ)は営業時間が異なるため、北側もしくは南側入口からの入館を促している。

 

こちらはJR福島駅寄りの南側入口。立体駐車場は建物反対側の北側にスロープが設置されている。建物北側には福島交通飯坂線曽根田駅がある。

 

1階北側のフロアは「FOOD MAX」。いわゆるスーパーマーケットである。

 

1階中央付近東側には「Flower MAX」。花屋さんであるが、園芸用の珍しい植物も扱っている。

 

なぜかカタカナの「ワンズサイクル」。自転車屋さんである。このワンズサイクルは、独立した店舗として数店舗展開されている。

 

1階フロア中央西側には「DRUG EIGHT MAX」。なんでここだけEIGHTがつくのかは分からないが薬屋さんである。

 

「FOOD PARC」はいわゆるフードコートである。現在は6店舗が営業し、学校帰りや休日も学生の姿が多い。

 

2階は主力の「One's MAX」。雑貨屋さんである。イメージとしてはLOFTに似ている。隣に専門店テナントとして100円ショップダイソーが相当な売場面積であり、共存できるか懐疑的であったが杞憂であったようだ。一時期、郡山市のATiにも「One's MAX」として店を構えたが、そちらは撤退している。

 

MAXふくしま専門店として営業しているミュゼプラチナム。イトーヨーカドー福島店から移転してきた。

 

 


JR福島駅東口から北へおよそ600m、福島交通飯坂線曽根田駅の向かいにあるMAXふくしま。さくら野百貨店福島店撤退後に居抜き出店した。

 

福島駅側入り口。西町こ線橋を潜る歩道が整備されアクセスが便利になった。MAXふくしまは地元福島市の企業ダイユーエイトがプロデュース。一説には、テナント候補が複数あったが建物の駐車場の形状(立体駐車場の入り口が1か所1方向のみ)や、
地元外企業の入居による再撤退のリスクを抑えるためにダイユーエイトに白羽の矢が立ったという。駐車場問題は、短時間買い物客の需要に対応するため、屋外に新たに平面駐車場を整備して対応した。

 

FOOD MAXは食料品売り場。生鮮食料品も含め、スーパーマーケットとして営業している。

 

2023年には食費売り場を改装した。市内の他のスーパーマーケットと差別化を図ってか、珍しい商品の扱いもある。

 

FOOD PARKはいわゆるフードコート。営業している店舗の入れ替わりがけっこう多い気がする。学校帰りの学生などでいつも混雑している印象だが、苦戦しているのだろうか。

 

2階にはインテリアを主力とするOne'S MAX。雑貨やコスメなど、イメージはLOFTにそっくり。なお、郡山のATiでも一時期営業していたが、現在は撤退している。

 

One'S MAXの隣には巨大なダイソー。競合するものと思われていたが、うまく共存できているようだ。

 

3階フロアは専門店街フロア。やや空スペースが目立つ。大きな売場を占める「パステル」を中心に、小野屋スポーツや学習塾、
ブティック、そしてうすい百貨店福島営業所などが営業している。

なお、4階フロアは市民交流スペースAOZ(アオウゼ)、5階フロアと3階の一部はイオンシネマとなっている。イオンシネマは前身のワーナーマイカル時代から、さくら野百貨店福島店撤退後も営業を続けてきた。

 

 


JR福島駅東口から北へおよそ600m、福島交通曽根田駅前にある大型ショッピングセンターMAXふくしま。地元ホームセンター、ダイユーエイトがプロデュースした新しい商空間。

 

ホームセンター的要素はやや影を潜め、食品やフードコート、専門店街などが並ぶ。堂々とした出入口を構えるダイユーエイトMAXふくしま。

 

オープンから10年以上が経過したが、テナントの入れ替えはいくつかあったとしても週末は賑わいを見せている。2階のONE's Maxはインテリア雑貨が豊富なLOFTチックな店舗。すぐ隣りに売場面積が最大級の100円ショップダイソーがあり、競合するのではと考えていたが、杞憂だったようだ。このONE's Maxは2号店としてJR郡山駅前の商業ビルAti郡山にも出店したが、こちらは奮わず撤退している。学生や若者が集まりやすい立地はほぼ同じ条件のはずなのに、どうしてだろう。

あと特筆すべきは、2020年9月1日から新テナントとして3階に、うすい百貨店福島営業所が開店したこと。2020年8月31日の中合福島店閉店の翌日から営業を開始し、学生服取り扱いに特化してプレオープン。その後お中元お歳暮や、化粧品等のオンラインでの試供や販売なども行うようになった。いわゆる百貨店ミニショップのような常設販売品は無い。

 

 


2005年のさくら野百貨店福島店閉店以来、跡ビルはワーナーマイカル福島をはじめ一部テナントのみが引き続き営業を続けていましたが、第三セクターの福島まちづくりセンターが土地と建物を買い取り、ダイユーエイトがキーテナントとして店舗をオープンすることが2010年3月に発表されました。その後テナント誘致などをすすめ、2010年11月25日にダイユーエイト、ダイソー、ワーナーマイカル、そして市アクティブシニアセンター「A・O・Z(アオウゼ)」などが入居し、MAX福島としてオープンしました。

売り場は街中を意識してか郊外型ホームセンターと違い雑貨類やインテリアなどが充実し、フードコートなども設けられ、仕事帰りに気軽に立ち寄れそうな構成になっています。

 

2010年11月25日、さくら野百貨店閉店から5年半の時を経てMAX福島がオープン。オープニングセレモニーではダイユーエイトの浅倉社長が開店にあたっての意気込みを語った。

 

たくさんの来賓がおのおの短く祝辞を述べた後、テープカット。MAX福島の開店を祝う。

 

オープン前には2,000人の市民が並んだそうだ。開店時刻の10時になると、大勢の買い物客が店内へ。中心市街地の空洞化が加速する中、福島市の期待を背負ってのオープンとなった。

 

オープン時には裏側まで列ができていた。既存の立体駐車場に加え、平地の駐車場も敷地前に整備された。

 

福島交通バス停「MAXふくしま」。以前設置されていた「さくら野百貨店」と違い、県道(飯坂街道)沿いに位置しており、ももりん循環(市内循環)のほかに、清水方面の路線バスも停車する。