昭和50年、イトーヨカードーいわき植田店をキーテナントとしてオープンした植田ショッピングセンター。その後、いくつかの変化を経ながら植田駅前の大型店としてあり続け、2008年夏にキーテナントとして入居していたフジコシ植田駅前店の撤退後、残りのテナントは営業を継続しながら後継テナントを探していましたが、テナント撤退や近隣大型店との競合による減収や建物の老朽化に伴う維持費等が経営に大きくのしかかることになり、2008年9月29日に民事再生法の適用を申請しました。
各テナントはこれまで通り営業を継続し自力での再生を目指すとのことでしたが、テナントが徐々に撤退し数店が営業するのみの状態となり2009年7月4日までに閉館となったとのことです。以下はフジコシ撤退直後の情報です。
フジコシ撤退後、塔屋をクリアして新しいキーテナントを探している植田ショッピングセンター。その後も花屋と靴屋が店を畳むとのことだが、残るテナントはこの地で営業継続。土曜日の昼下がり、フジコシ等が撤退し確かに人の出入りは減ったとはいえ、小さな子どもを連れた家族連れや主婦・学生らが店を出入りし、買い物やフードコートでの食事を楽しんでいた。一刻も早く後継テナントが入り、植田駅前の大型店としての灯がその光を再び増すことを願うばかりである。