ライフポートわしおマイタウン店

イトーヨーカドー白河店の閉店後、マイタウンとして整備された跡ビルの1F商業スペースに主婦の店SANYU白河店が2003年9月3日にオープンしましたが、売り上げの伸び悩みから、2005年5月31日をもって撤退してしまいました。その直後、白河市内に店舗を持つスーパー「ライフポートわしお」が出店に意欲をみせ、賃貸料や駐車場確保で折り合いがつき、2005年6月17日に「ライフポートわしおマイタウン店」がオープンしました。

買い物客用駐車場の設置など、集客の工夫を続けてきましたが、売り上げが伸びず営業経費も予想以上に負担となり、2007年10月17日をもってマイタウン店を閉店しました。意欲と期待を背負ってオープンしたわしおでしたが、中心市街地の空洞化による営業の難しさが再び浮き彫りとなる残念な形となりました。

 

画像は2005年のオープン翌日のもので、店舗入口には開店を祝う花束が並び、周辺駐車場は車が頻繁に出入りし、レジには常に列ができるなどの活気が見られた。店内には休憩スペースも設けられ、買い物客が憩う姿も見られた。

 

2007年10月13日の様子。閉店まであと5日となったマイタウン店は、いつもと変わらぬ姿で営業していた。

 

店舗入り口の閉店の告知の貼り紙。営業基盤である白河市の中心街での商いは実らなかった。

 

土曜日であったが、自転車で買い物に訪れる人や学生などの姿も見られた。気軽に行ける街のお店が無くなるのは、やはり寂しい。