イトーヨーカドー福島店

 

イトーヨーカドー福島店。2024年5月6日(月・祝)の営業終了に向けて閉店売り尽くしセールを実施中。閉店までのカウントダウンが刻々と刻まれている...

 

5/5 20:30

翌日の営業最終日に向けてか、既に塔屋の照明が落とされているイトーヨーカドー福島店。

 

この時間になっても、続々とイトーヨーカドー福島店に入店する買い物客たち。

 

「ポッポ」は既にオーダーストップ。ポテトの在庫が少なくなってきたことから、「メガポテト」の販売は中止されている。

 

2階北側催事コーナーのメッセージ記入台では、イトーヨーカドー福島店への想いを書く人の姿が閉店時刻まで絶えなかった。

 

3階売り場は既に半分くらいまで縮小されていた。それでも、掘り出し品を探して棚を巡る買い物客が多くいた。

 

ガチャガチャコーナーは5月3日(金・祝)にて終了している。無用の長物となった両替機は既に稼働していなかった。

 

ポストカードコーナー。イトーヨーカドー福島店の光景が描かれていた絵葉書等は既に並んでいなかった。売り尽くされたのであろうか。

 

ランドセルも50%OFFでの売り尽くし。

 

1階食品売り場のレジは列ができていた。この時間帯の需要だろうか。まだ商品の補充はされているようで、ペットボトル等を段ボールから棚へ並べている店員さんの姿があった。

 

明日の営業最終日に備えてか、売り場レイアウトが変更中の箇所もあった。

 

最後まで残された「なかよしひろば」。

 

5/5 21:00

閉店の時刻となり館内に自動放送が流れている。
「明日もまた、きっとあなたにお会いできますことを楽しみにしております。」
売場の一部の照明が落とされ、薄暗くなっている。

 

1階食品売り場の買い物客も捌け、本日の整理と明日の準備をしている店員さんたち。

 

すでに出入り口には、明日の開店のためのお知らせが置かれていた。明日最終日の営業時間はアサ10:00-ヨル7:00。この時間になっても入店しようと店を訪れる人が十数名ほどみられ、店員さんに
「申し訳ありません。9:00で閉店なんですよ。」
と申し訳なさそうに言われて引き返していた。

 

シャッターを閉め、ドアロックして戸締りする店員さん。21:00までの営業は今日まで。

 

営業終了日前日、眠りにつくイトーヨーカドー福島店。明日に備えて、ひとときの休息。明日はどれだけの人が、懐かしんで、想いを馳せて、見届けて、ここを訪れるのだろうか。

 

5/6 09:30

おはヨーカドー。最後の朝を迎えたイトーヨーカドー福島店を福島駅西口から。

 

福島駅西口の「ももりん」とツーショット。

 

この時間から地元メディアがイトーヨーカドー福島店前に待機していた。朝から駆け付ける買い物客を捉えるのだろうか。

 

風除室に昨夜のまま置かれている店舗入口のお知らせ板。本日の営業は午後7時まで。

 

昨日、サービスカウンターで伺っていたが、19:15から店長挨拶があるとの貼り紙。風除室に徐々に買い物客が入りはじめ、中にはイトーヨーカドーのハトマークに「福島」と書かれたプレートを持ち出して撮影しているイトーヨーカドーファンの姿もあった。

 

5/6 10:00

午前10時になると、店舗の外で待っていた買い物客が一斉にイトーヨーカドー福島店に入店し始めた。最後の開店。警備員さんから
「お待たせしました!開店でございます。」
との声が飛ぶ。

 

店舗入口で何度も礼をし、
「いらっしゃいませ。」
買い物客を迎える店員さん。

 

「ポッポ」目的の買い物客は一目散に「ポッポ」注文口へ。混雑を見込んで、あらかじめパーテーションが設置されていた。

 

「ポッポ」のメガ盛りポテトは在庫僅少に伴い発売を中止していたが、山盛りポテトは飛ぶように売れていた。なかには、山盛りポテトを6個テイクアウトする買い物客も。開店20分で、既にポテトは揚げるまでに時間がかかる状態になっていた。

 

「ポッポ」のもう1つの名物、今川焼。画像はカスタード味。

 

「ポッポ」には早くも「最後尾」の案内板が掲げられた。この場所、この味、この雰囲気。長年の地域住民の想いが巡る。

 

3階暮らしのフロアではレジが長蛇の列。営業最終日に掘り出し物を見つけようとたくさんの買い物客が詰めかける。

 

一方で、3階フロアの半分は既に空きフロア。店員さんたちが寂しそうにその様子を見ていた。

 

1階売り場には営業最終日にも関わらずたくさんの商品が用意されていた。

 

イトーヨーカドー福島店の福島民報側(西平面駐車場側)入口には「お客様の声」コーナーが設置されていた。最後にお礼の手紙を書く様子。聞けば、福島市内の小学校の社会科見学を12月に行うにあたり、4社に依頼したがいずれも繁忙期を理由に断られたが、5社目のイトーヨーカドー福島店は快諾してくれたと。そして、児童たちをイトーヨーカドー福島店の吉田店長が自ら案内してくれたという。

 

上記の記入台となりに設置してあるタクシー呼び出し専用電話。今どき珍しい代物であろうか。

 

奥のイトーヨーカドーの塔屋と手前の寂しく掲げられた閉店売り尽くしの垂れ幕。

 

周辺道路はイトーヨーカドー福島店の入店待ちの車の列ができていた。

 

平面駐車場はほぼ満車。立体駐車場へ向かうスロープを走行する車はまるでトミカみたいだ。実際走行するとくるくる回って楽しい。