西武秋田店は、JR秋田駅前にある百貨店です。かつては本金西武の名で営業してきましたが、2006年3月に西武秋田店に改称されています。地上3階地下1階の売り場構成でしたが、2021年3月18日に3階部分の売り場を閉鎖。また、同年2月末には隣接するフォンテAKITAで運営していたスーパー「ザ・ガーデン自由が丘・西武」も閉鎖し、売り場面積を大幅に縮小しています。
JR秋田駅正面を進むと見えてくる西武秋田店。2024年9月30日お買い物。福井店とともに地方に残された数少ない西武百貨店である。
SEIBUの塔屋を見ることができるのはアーケードを抜けた裏側から。
秋田駅からのメインストリートである広小路側の入口。秋田駅周辺は複数車線の一方通行となっている。中央資本の百貨店だけあって煌びやかな入口には威厳を感じる。
秋田駅前大屋根通り側の入口から入った風除室には、ショープレイスが。3階売り場が閉鎖され1階のコスメ売場は健在だが、1階と2階には婦人服/婦人雑貨メインに紳士服や紳士雑貨、子ども服などがところどころに売場を構えている。
煌びやかな雰囲気とは対照的に清楚な雰囲気の2階売場。エスカレーターは3階まであるが、「売り場はここまで」とパーテーションで仕切られている。
地階はいわゆるデパ地下。地元銘菓、都会の銘菓、諸国の銘菓などが並ぶ銘店コーナーが点在し、総菜や精肉、鮮魚青果や日配品などの食品コーナー。タオルやインテリア雑貨、寝具などの生活用品も地階に売り場を構えている。催事場も地階になっている。
レストラン街も地階に並んでいる。迷子になりそう。また商品券売場(いわゆるサービスカウンター)も地階にあり、そこで「西武百貨店」独自の商品券を購入してしまった。店員さんには全国共通百貨店商品券を勧められたが、それぞれの百貨店独自の商品券のほうが好きなのであります。
秋田駅前大屋根通り側の西武秋田店地階入口。食品売り場に直接出入りできるこうした入口はデパートの密かな楽しみ。
西武秋田店。JR秋田駅前にあるいわゆる街の顔。売り場圧縮に伴い、紳士服の取り扱いはほとんどがフォーマルのみになってしまっている。また、地階には食器などの売り場を入れ、やや手狭になっている印象。2番館閉鎖後の中合に通じる感がある...
それでも西武。首都資本の百貨店。地階銘店では東京、京都の銘菓が並べられ、商品も洗練されたものが並んでいる。
西武秋田店のInfomation。やっぱり、売り場が3階層のみだと寂しさを感じる。
3階へ上るエスカレーターは閉鎖されているかなと思ったが、コロナワクチンの接種会場となってエスカレーターは稼働していた。しかし、「販売はありません」と注意書きもあった。