福田屋百貨店鹿沼店

 

福田屋百貨店鹿沼店は、栃木県鹿沼市の黒川のほとり、中心市街地にある百貨店です。鹿沼店は平成元年4月開店の比較的新しい店舗になります。平成10年11月には、鹿沼店の増床を果たしています。

福田屋百貨店は昭和9年創業、昭和37年に宇都宮市中心市街地の馬場通りに百貨店店舗を開設しました。栃木県内に複数の店舗を構える多店舗経営の百貨店として成長します。しかし、ローサイド時代にいち早く目をつけた福田屋百貨店は宇都宮市中心街から撤退し、平成6年10月に福田屋ショッピングプラザ宇都宮店に移転開店。その後、平成15年には宇都宮インターパーク店を開店し、百貨店の勝ち組と言われた時期もありましたが、インターパーク店への投資が重くのしかかり、経営資源集中のため栃木店と真岡店の2店舗を閉鎖。中心市街地に残されたのは、この福田屋百貨店鹿沼店のみとなってしまいました。

 

店舗1階東側は生鮮食品売り場となっている。レジ裏北側は、銘店コーナーとなっており、デパ地下要素を含んでいる。

 

店舗1階西側は婦人雑貨、化粧品、バックや宝飾品など一般的なデパートと同じようなスタイルとなっている。2階は婦人服売り場が大きな割合を占め、衣料品を中心に寝具や子供服/玩具などを扱っている。

 

3階吹き抜けから店内を望む。3階は書店や100円ショップ、ゲームセンターなど。このように、百貨店としての売り場は2階までの構成となっている。

 

府中橋から望む福田屋百貨店鹿沼店全景。

 


2009年1月当時の福田屋百貨店鹿沼店。この時は福田屋5店舗の一角をなす鹿沼市を代表する百貨店。

 

北側を見ると、マクドナルドが入居しているのがわかる。現在では、撤退してしまっているようだ。

 

府中橋から望む福田屋百貨店鹿沼店全景。