丸広百貨店飯能店
飯能は、百貨店となる丸広の祖業の地。前身である丸木商店が飯能町原町に1939年に創業した地であります。
現在の丸広百貨店飯能店はJR八高線/西武池袋線の東飯能駅となかば一体となった建物となっており、2009年に移設オープンしたものとなっています。しかし、もともとこの飯能店の建物自体は2000年から2006年まで丸広百貨店東飯能店として営業していたといいます。隣駅である西武池袋線飯能駅前にあった丸広百貨店飯能店の建物老朽化が著しく、2009年に閉鎖/移設という形で現在の飯能店となりました。
丸広百貨店の創業は飯能店からですが、やがて本店機能が川越店に移っても、現在の飯能店は丸広百貨店の準旗艦店として比較的大規模な売り場面積を誇っています。フルラインナップのデパートとして、飯能地区の百貨店需要に応えています。
丸広百貨店飯能店。あえて丸広百貨店旧東飯能店とも言ってみる。その旧東飯能店と旧飯能店は隣の駅どうしでの営業で、相乗効果を期待しての2店体制だったが、逆に両店での顧客の奪い合いになってしまったという。2024年7月28日にお買い物。
西武池袋線側から見た丸広百貨店飯能店。飯能市の中心駅である西武池袋線飯能駅からひと駅隣にあるデパート。西武池袋線も飯能駅から先は単線になるが、JR八高線も乗り入れており、交通の要衝で人も集まりやすい環境かもしれない。
正面入口では、午前10時が近づき続々と買い物客が集まっていた。酷暑の埼玉県でも、デパートは涼しいから楽しいショッピングが待っている。
2階はドラッグストアとフードコート、催事場となっている。丸広百貨店飯能店には喫茶店やレストランはなく、飲食はこのフードコートで。
3階と4階は百貨店の主力、婦人服や婦人雑貨、化粧品や宝飾品のフロアとなっている。丸広百貨店飯能店は地階に売り場が無く駐車場になっているため、1階が食品売り場となっており、駅直結の3階が事実上の百貨店を彩るエントランスとなっているようだ。
5階は紳士服や紳士雑貨、暮らしのフロア、商品券カウンターなど。子ども服や玩具、タオルや寝具もっこのフロア。品ぞろえ豊富で思わず2周3周としてしまいそうだ。
さて、紳士服のお買い物にて例によって店員さんに無駄に遠くから来たぜアピール。すると店員さん腰を抜かし、
「そんな遠くからわざわざここまでお買い物に! ありがとうございますー。遠くからお疲れでしょうから、どうぞお座りになってカバンを置いて、こちらにどうぞ。」
とお会計の間に商談?のイスに座らせてくれた。下調べをしていなかったので、飯能店にレストランあるかなと聞いてみたら、2階のフードコートを案内されるも、このあと丸広百貨店入間店に行くことを察したようで、
「まるひろ入間店にはレストランがございますので、もし行かれるのであればメニューも豊富ですからそちらをぜひどうぞ。」
と丁寧に案内してくれた。もう謎だらけの会話になっていた。
1階は食品売り場で、広々とした売り場に日用の食品などがたくさん並んでいる。駅前広場側には百貨店恒例の銘店コーナーもあり、コージーコーナーやロイスダールなどが並んでいる。
なお、6階には丸善書店が営業している。丸広百貨店には丸善書店が入っているケースが目立つ。売場は6階までで7階は飯能市の市民センターとなっており、8階フロアは現在は閉鎖されている。
2階の催事場では飯能市物産と観光展が催されていた。一瞬、ぐんまちゃんが現れたとおもったが、これは飯能市のイメージキャラクターであるむーま。親子連れと気さくに手を振ったりして撮影に応じていたが、サイト運営者には金縛りにあったように微動だにせず撮影に応じていた。幻朧魔皇拳を放った覚えはないのだが...
こちらは丸広百貨店飯能店のエレベーターだが、3階は店外の東飯能駅コンコース前に出られるようになっている。。
改札階と直結している丸広百貨店飯能店駅側入口。店舗の3階に通じている。電車から降りてきた買い物客はここからまるひろ飯能店にまっすぐ向かう。