丸広百貨店上尾店

丸広百貨店上尾店はJR高崎線の上尾駅東口、アリコベール上尾デパート館(A館)で営業している店舗です。オープンは平成に入ってからの1992年10月となります。

アリコベール上尾デパート館の入居事業者は公募で選ばれ、結果ジャスコ(当時)が1983年9月にボンベルタ上尾百貨店をオープンさせます。しかし、総合スーパー発祥の百貨店は市民の支持を得られず、1992年8月でボンベルタは撤退。その後、後継テナントとして望まれた純然たる「百貨店」として丸広百貨店との交渉が始まり、アリコベール上尾デパート館を丸広に売却する形で、丸広百貨店の出店が決定しています。

 

アリコベール「デパート館」という建物名称から、デパート以外の業態での営業は厳禁的な丸広百貨店上尾店。アリコベールはフランス語でさやいんげんを意味するそうだが、デパート館、サロン館、ホテル館の大きな粒が魅力的に相乗効果を引き出す意味も込められているという。2024年7月27日にお買い物。

 

1階の正面エントランスは「乙女の像側入口」という。デパート館は全館丸広百貨店であるものの、一部はアリコベール上尾のテナントとして営業している。

 

こちらは2階上尾駅側入口。JR上尾駅の改札階は2階であり、そこからペデストリアンデッキを通じて昇降なく丸広百貨店上尾店に入ることができる。

 

1階外壁には、百貨店のショウウィンドウが。今では希少となりつつあるデパートのアピールの場。

 

ドアに掲げられていた丸広百貨店75周年ポスター。丸広百貨店上尾店、まるひろ上尾店、アリコベールまるひろ。市民のみなさんはどんな呼び方をしているのだろう。

 

1階フロアの半分は埼玉りそな銀行が占めている。2階は婦人服や婦人雑貨、紳士服や紳士雑貨、カフェなどが並んでいる。

 

3階は婦人服、子ども服、暮らしのフロア。玩具はプラレールが主体だった。4階はくまざわ書店や100円ショップなど、5階はニトリとなっている。

 

丸広百貨店上尾店のエレベーター。この2基のほかに、フロア対角線上にもう1基ある。同じ建物なのにエレベーターがその1基とまるで違うのは、開業後取り換え工事などしたのだろうか。

 

2基側のエレベーター内部。白基調で落ち着いたエレベーター。

 

6階はサービスカウンター、学生服、レストラン、催事場。10:00開店直後だけに人手は少ないが、データイムにつれて人手が集まってくるのだろうか。

 

なおもう1基のほうのエレベーター内部はこちら。明らかに旧式であった。

 

「乙女の像側入口」エントランスに設置されていた公衆電話。みなさん、公衆電話の使い方知ってますか? 万一に備え、テレホンカードはお持ちですか?