中合会津店~閉店セールはじまる

2009年11月5日より、中合会津店で閉店セールが始まりました。閉店セールは3回に分けて実施される予定だそうです。中合は現店舗近くに、閉店後も外商や制服販売、カタログ販売を扱う中合福島店会津営業所(仮称)を開設することを既に表明していますが、同日の対策協との協議で、会津若松市の菅家市長が物販催事等の開催等を要請しました。若松デパートでの開店以来46年間、中合会津店は会津若松市とともに歩んできたその歴史にもうすぐ幕を下ろします。

 

閉店セールを告げる看板。店内のセール旗等とともに、オレンジにカラーリングされている。11月4日にセール準備のための臨時休業の後、11月5日(木)より第一弾の閉店セールが開始された。第一弾のセールは11月30日までの予定。

 

人気の北海道物産展も11月10日まで同時開催されており、大勢の買い物客が出入りしていた。閉店セール開催初日の11月5日には、開店前に100人以上の買い物客が詰めかけたという。

 

自転車での来客も多く、店舗前には係の方が駐輪整理のために配置されていた。

 

店舗前の横断歩道も、信号が青になると大勢の買い物客が行き来する。閉店セール最初の週末はお天気に恵まれ、店内も大勢の買い物客で埋め尽くされ久々に活気が戻っていた。店舗奥にあるエレベーターに初めて乗ったのだが、大勢の買い物客が利用するためか、店員さんが乗り合わせて行き先指定やフロアの案内、ドア開閉等の操作をしていた。

 

北海道物産展が催されている7Fに上がってみると、屋上が開放されていた。塔屋の「中合」の下、休息する買い物客の姿が。デパートの屋上、ここも昔は憩いの場であったのだろうか。

 

およそ動作しそうにない望遠装置が屋上に残されていた。

 

神明通りを代表する大型店、リオンドールと中合が並ぶ光景。会津地方唯一のデパート、中合会津店はあと4ヶ月足らずでその歴史に幕を閉じる...