大沼米沢サテライト店

米沢市唯一のデパート大沼米沢店は、売上不振に伴い2019年8月15日に閉店した。当初、土地と建物を売却し、市内別地にてサテライト店を開店予定であったが、売却が進まないことから旧大沼米沢店の建物1Fを利用して、大沼米沢サテライト店として2019年9月25日に営業を開始した。しかし、2020年1月26日をもって営業を停止。大沼百貨店は自己破産を申請しました。

 

昭和45年に地上6階建てのデパートとしてオープンし、令和元年8月15日をもって閉店した大沼米沢店であったが、同じ建物の1Fにて同年8月22日より同じ建物の1Fで商品券の扱いや学生服の注文、山形本店からの化粧品の取り寄せ業務を開始。さらに、同年9月25日よりニーズの高い服飾雑貨や食器、銘菓などを扱う大沼米沢サテライト店として営業を開始した。

 

大沼米沢サテライト店 平和通り側入り口。シャッターは一部閉じられているが、大沼米沢店時代と同じ様相で営業されていた。

 

こちらは北口(駐車場口)。駐車場のゲートは撤去されたが、午後6時半で施錠される。売場は1Fのみで、上層階を結ぶ階段や元食品売場だったフリーザー前には仮壁が設置され、エスカレーター前には植栽が置かれていた。

 

通りに面してウィンドウも飾られている。売場面積は大幅に縮小されたが、1Fフロアの半分以上を利用してデパートとして遜色ない売場構成となっている。この日はオープン特別企画として今食堂の三色弁当の販売も行われていた。また、食パンの乃が美の特別販売も行われ、駐車場は混雑し、店内には行列ができていた。