東武百貨店大田原店

東武百貨店大田原店、通称大田原東武(正式名称:東武宇都宮百貨店大田原店)は栃木県大田原市のアウトバーン、国道400号線沿いに店舗を構えています。2024年9月に開店22周年を迎えた東武百貨店大田原店は、郊外店の強みと地方百貨店の厳しさを併せ持つなか、大田原市の街とともに歩みを続けています。

なお運営する株式会社東武宇都宮百貨店は2025年11月1日、大田原東武を2026年8月31日をもって営業終了すると発表しました。

 

東武宇都宮百貨店大田原店は、かつて栃木県の地場百貨店として営業していた上野百貨店の大田原店、その居抜き物件である。近年は3階に「ニトリ」「ユザワヤ」を誘致してテコ入れを図ったが、建物の賃貸借期間満了を機に2026年8月31日をもって営業終了することとなった。百貨店空白地帯である栃木県北地域で、限られた店舗面積で可能な限りの商品ラインナップを維持してきた。2026年7月25日にお買い物。

 

正面お入口。この意匠は元来の家主、上野百貨店大田原店をイメージして作られたのだろうが、東武様式でも全く違和感はない。

 

大田原東武のイメージキャラクター、「とわらぶちゃん」。この街とともに大田原東武。「もっと楽しく、もっと美しく」の文字の上に閉店セールの告知をベタ貼りしたのはなぜだろう。営業最終日まで、楽しく、美しくあってほしい。

 

平面駐車場側店舗入口。右手には大田原東武チャンスセンター。東武百貨店には、やはり青空が似合う。

 

地下駐車場も備えてある東武百貨店大田原店。中合福島店もそうだったが、地下駐車場の何が良いって、天候、特に夏場でも一定の気温が保たれていること。大田原東武の地下駐車場は自走式なので気軽に駐車しやすい利点もあった。

 

営業終了を伝える貼り紙。1階の各入口に貼られていた。

 

1階フロアはファッション、コスメ、銘店、フードの売場。ファッションフロアでは閉店セールとクリアランスセールが重なり、かなりお得な価格で衣料品などが飛ぶように売れていた。買い物客が店員さんの今後を案じて、次にどこでと聞いていたが、「この辺りはお店がないので、なかなか次が見つからなくて・・・」と話している光景を見かけた。人気の雑貨店「MINiPLA(ミニプラ)」は、栃木市役所店とともに2026年1月31日をもって営業終了したようだ。

 

1階フードコート。かつては飲食店が並んでいたが今ではバスキンロビンズ(サーティーワンアイスクリーム)が残るのみ。ラストオーダー18時と書かれていたが、大田原東武閉店時刻の19時まで列が絶えなかった。

 

既に貼られすぎな東武大田原店へのメッセージボード。7月28日から拡大するとのこと。もちろん、私も一筆書いて貼ってきた。貼る場所が無かったので、かなり左下のほうに・・・

 

2階は婦人服、紳士服、カバンなどのフロア。百貨店の主力商品が2階に集中するかたちになっている。先述のように、限られた売り場面積で様々な商品を販売している。ちょうどスーツケースコーナーがあり、割引価格で提供していた。何買うか迷っていたら店員さんが丁寧に説明してくれた後、「すぐには無くなりませんので、よくご検討なされてまた後日お越しいただいても大丈夫かと思います。」と案内されたが、例によって福島市から来ましたアピールしたところ、「遠いところから何度も足を運んでいただきありがとうございます! こうしたスーツケースは福島の他店様でも扱っていると思いますので、ゆっくりお考えになっても大丈夫ですよ。」と告げられたが、私ははっきりとこういった。

大田原東武で購入したい。

 

限られた売場面積だと、子ども向け商品が縮小されがちだが、大田原東武はかなりの売場を割いて子ども服、子ども用シューズ、玩具などのコーナーを設け、逆に充実していた。親子でデパートで買い物を楽しむことを、大切に考えてのことだろうか。

 

どちらかというと、正義の味方のはずの「マリオ」も「アンパンマン」も、買い物客に対して攻撃態勢で陳列されているのが、若干気になったけど。デパートに並ぶたくさんのおもちゃ。ステキですよね。

 

2階のシューズコーナー。大田原東武の靴屋さんには本当にお世話になった。種類豊富で、たまたまかもしれないが、自分や家族に合う靴が見つかる見つかる。この日だけで、5組もの商品を購入してしまった。

 

大田原東武のイメージキャラクター「とわらぶちゃん」が、館内を巡回していた。見つけた親子連れなどがとてもうれしそうに「とわらぶちゃん」と一緒に写真を撮っていた。夏の土曜日の昼下がり、館内は買い物客で混雑が増してきていた。

 

3階専門店フロア。手芸店の「ユザワヤ」。8月31日で営業終了となる旨、看板があった。

 

同じく3階専門店フロアにある「ニトリ」。どうでもいい情報だが、ニトリの公式Webサイトをみると、店舗の画像が真横になっている。

 

両面エスカレーターの吹き抜けと、「TOBU」の垂れ幕。私の一番のお気に入りの吹き抜けである。ステキな百貨店、東武宇都宮百貨店大田原店。

 

こちらは階段です。

 

店舗前には、大田原市営バスと関東自動車(旧東野交通)のバス停がある。路線バスの本数はそれほど多くはない。

 

「TOBU」の庇もまた美しい。建物自体は築25年を超えるくらいだが、まだまだ新しさを感じる。

 

衣料品ブランドも営業終了の告知。ゴールデンベアは9月中旬に東武百貨店栃木市役所店に9月中旬オープン予定とのこと!

 

FLOで「ショーケースにあるケーキ全部ください」みたいな、商動に駆られた買い物をしていたら営業終了時刻を過ぎてしまい、店内の買い物客は店を後にしていた。明日の営業に備え、静寂につつまれる店内。

 

盛夏のこの時期は、19時を過ぎてもまだ明るさが残っている。店内照明の輝きが目立つ。

 

自動ドアをOFFにして、点検をしている警備員さん。

 

本日の営業を終え、シャッターが閉じられる東武百貨店大田原店。

 

シャッターを下ろす順番は、まず正面。そして側面のようだ。

 

いつもの日常。また明日が来る。明日の営業に備えて、いつもどおりの夜を迎える東武百貨店大田原店。これから残り1ヶ月。毎日たくさんの買い物客が行き交う光景が続く。

 

 

24年間走り続けた大田原東武。あと1ヶ月、この街と一緒に、デパートで楽しいお買物を。

 


 

国道400号線、大田原市美原地区に位置する東武百貨店大田原店。2024年9月24日お買い物。道路を挟んだ向かいにヨークベニマルが対峙し、総合百貨店としての差別化が急務となっている。

 

大田原東武正面お入口。東武百貨店「お入口」です。曲線をデザインとした堂々とした百貨店の正面入口である。

 

正面お入口横の店舗壁面には「この街とともに大田原東武」「もっと楽しく、もっと新しく。」のキャッチフレーズと、大田原東武のオリジナルキャラクター「とわらぶ」が描かれている。

 

開店時刻10:00の大田原東武の正面お入口。滞留客がいない。風除室も10:00まで閉鎖されたままである。はい私が本日のお客様第一号! 入口を開けてくれた店員さんに「おはようございます!」と元気よく挨拶して店内に入る。しかし、その間もなくかなりの買い物客が店内に入ってきており、どうやらそれぞれ自分の車で待機していたようだ。郊外型百貨店ならではの光景なのか。

 

正面お入り口を入るとすぐ目に入る煌びやかなショーケース。宝飾やアクセサリーのコーナーである。奥にはコスメコーナー。両脇にはa.v.vやグリーンパークス トピックといった衣料品が比較的広い売り場面積で並んでいる。

 

正面お入口からみて1階奥半分は食料品のフロア。総菜や銘店、そしてグローサリーといった食品が並んでいる。画像左側はフードコート。現在、フードコートは常設ではサーティーワンアイスクリームのみの営業となっている。

 

大田原東武の最大の見どころはセンターパークと呼ばれる両側エスカレーターと店内に向かったシースルーエレベーターがある屋上まで突き抜けた吹き抜けであろう。センターパークは催事にも利用されている。青布地の「TOBU」の垂れ幕が店内の勇壮さを演出している。

 

2階フロアはレディスファッションを中心とした「ライフスタイルのフロア」。紳士雑貨の扱いもあるが紳士衣料はゴールデンベアを中心としてやや少なめ。しかし、ファミリーで楽しめるように各年齢層に意識した構成となっているように思える。サービスカウンターも2階に。シューズコーナーの充実ぶりも特筆すべきで、サイズ豊富。私の革靴も毎回ここで購入している。

 

3階から移設されたキッズスクエア(子ども服、おもちゃ、サンリオ、ゲームセンター)は規模縮小ながらもそれなりの売場を維持している。

 

3階は専門店のフロアとして「ニトリ」が大半を占めている。TOBUカードで買い物をすると、通常の売場と率は異なるようだがTOBUポイントが付与される。もとは3階に東武百貨店の子ども服売り場があった名残で、ベビールームが残されている。その他、「ユザワヤ」と催事スペースが3階フロアとなっている。

 

大型平面駐車場を有した東武百貨店大田原店の、駐車場側の入口。食料品側お入口の脇には宝くじ売り場がある。

 

自走式の地下駐車場があるのは強み。悪天候時や酷暑時にも気にせず駐車し、入店できる。車内の温度も変化しにくいので、地下駐車場は重宝する。車両出入口通路の幅員も広いので、比較的安心して入場できる。

 

国道400号線沿いにあるバス停「東武百貨店前」。市営バスと関東自動車が共通のバス停を利用しているようだが、関東自動車のシールの下には東野バスの文字が隠されているような気がする。

 

大田原東武正面すぐそばにはお入口には、タクシー乗り場とフリーダイヤルが掲示されている。

 

この車両のトミカがあったらほしい。

 


東武百貨店大田原店は、開店20周年となる2022年を機に売り場リニューアルを実施。3階フロアのほとんどを「ニトリ」にテナント化するなど、百貨店としての事実上の減床を行いました。

 

20周年を迎えても、建物は色あせることのない東武百貨店大田原店。栃木県北地方唯一の百貨店で、福島県南部も商圏として想定していた。

 

東武百貨店大田原店の正面入り口。2階のガラス面部分には、HANAカフェが営業しており、眺望の良い席が用意されている。

 

東武百貨店大田原店を南側から望むと、建屋一部の凸部分に「ニトリ」のペイントが新たに施されていた。

 

大田原東武の強みは広大な地平駐車場。郊外型百貨店である。併せて、地下駐車場も設けられている。

 

地下駐車場からの店舗入り口。地下駐車場のどの部分からの出入り口かが色で紹介されている。開店20周年のポスターも貼られていた。

 

裏側駐車場側からの東武百貨店入口。ここから出入りする買い物客が一番多い気がする。こちら側には宝くじ売り場が設けられていたり、催事テントが設けられたりしている。

 

3階フロアからエスカレータ吹き抜けを望む。正面は店内に1基あるエレベーター。エスカレーターは両側に上り下りが設置されている。この意匠は、上野百貨店のものであろうが、豪華な造りと感じる。吹き抜け下は、催事場となっている。

 

百貨店の売り場は2階までに集約されている。サービスカウンターも2階に移された。東武百貨店として紳士服売り場は大幅削減。スーツやビジネスシャツの扱いは無くなったようだ。その他、食器類の扱いも見当たらなくなっている。また、1階フードコードからはサブウェイは撤退したようである。

 

3階フロアは、ユザワヤとニトリで占められている。催事スペースでかろうじて東武が婦人服バーゲンを催していた程度であった。

 


東武百貨店大田原店は、大田原市の市街地西端に位置する栃木県の県北地方唯一の百貨店です。建物はもともと宇都宮市に本店のあった上野百貨店の大田原店でしたが、上野百貨店は売り上げ不振により2000年に倒産。大田原店も同時に閉鎖されしばらく空き店舗でしたが、 2002年9月に宇都宮東武が、東武百貨店大田原店として出店しました。

 

東武百貨店大田原店は郊外型大型店。上野百貨店大田原店の跡に、建物をそのまま利用して開店。西那須野駅(那須塩原市)付近から延びる幹線道路沿いに店を構えている。大田原市中心部には鉄道が走っていない(JR野崎駅は大田原市に属する)が、商店街や官公庁が並ぶ中心市街地から1km程度西側の美原地区に大田原東武が立地。道路を挟んで向かい側にはヨークベニマルもある。大田原市営バスの「東武前」バス停が公共交通機関の最寄停車場。

 

正面お入り口。大田原東武の各入り口も”お入り口”である。1Fは化粧品や銘菓、さらにスーパーのような食品売り場等があり、2Fがファッション、3Fがリビングや書店といった店舗構成。各ブランドも取り揃え、店内には両側エスカレーターもあり、郊外店とはいえ県北地方の百貨店そのものである。東武他店のような店舗内の位置を示す”番地”表現は無いが、案内図では各フロアの売り場を番号表記している。店舗の地下は駐車場となっている。

 

大田原東武は無料駐車場を完備。臨時駐車場も含め1,000台分を確保している。駐車場側の入り口前には販売用のテントが設置されていた。東武他店には無い光景である。 1Fフードコートには栃木県北部には初となるサブウェイ大田原東武店が2012年9月3日にオープンし、まさに大田原の流行の発信地となっている。