東武百貨店栃木市役所店

東武百貨店栃木市役所店は、栃木市の中心市街地にある栃木市役所の1Fフロアで営業している店舗です。建物はもともと宇都宮市に本店がある福田屋百貨店の栃木店でしたが、売り上げ不振により2011年2月に閉店。空きビルとなった建物に栃木市役所が入居することになり、その1F部分に2014年3月16日に東武宇都宮百貨店が東武百貨店栃木店として出店しました。開店当初は東武百貨店栃木店と称しておりましたが、現在は東武百貨店栃木市役所店という店舗名になっております。

 

塔屋が設置され、色鮮やかな東武百貨店栃木市役所店。

 

華やかな出入り口。この意匠は福田屋時代からのものか。

 

入口にはフロア案内が。東武百貨店栃木市役所店は1階フロアのみの営業。

 

食料品中心の売り場構成だが、デパートらしくコスメや衣料品などの売り場も並んでいる。

 

食品売り場は北野エースを中心とし、各銘店が並ぶ。栃木ならではの銘菓も。

 

併設されている立体駐車場は福田屋時代と同じ。栃木市役所と共用。

 

駐車場側お入口。TOBUのロゴがかっこいい。

 


2015年当時の東武百貨店栃木市役所店。栃木駅と新栃木駅とを結ぶエリアのちょうど中間、栃木市の中心市街地にある。営業時間は10:00-19:00。周辺にはとちぎ山車会館やとちぎ蔵の街美術館、あだち好古館など観光スポットも点在する。

 

東側お入り口。栃木東武の各入り口もやっぱり”お入り口”である。こちらが通りに面しており、正面お入口といったところである。東武百貨店栃木市役所店は1Fフロアのみが売り場だが、建物のあちこちに東武の装飾が施されている。

 

建物に掲げられる東武の旗。デパートは街を元気にする。

 

北側お入口。東武百貨店栃木市役所店は主に日用食品販売を大きな重点においた店舗であり、フロア南側の食品売り場が大きな割合を占めているが、銘店コーナーやフードコート、カフェなどをはじめ、化粧品や生活雑貨、婦人靴などデパートならではの売場構成となっている。

 

店舗裏の立体駐車場は栃木市役所と共用。こちらも福田屋時代の設備をそのまま使用している。駐車料金はなんと無料...。

 

もともとは福田屋栃木店。福田屋撤退後に居抜き出店の形となった。福田屋はもとは宇都宮市に本店がある地場デパート(全国百貨店協会には加盟せず)だったが、宇都宮店の郊外移転、インターパーク店新規開店と郊外店の展開を進め百貨店の勝ち組と言われた時期があったが、インターパーク店への投資が重荷になったことと、全国的な地方百貨店の売上減少の影響を受け、真岡店とともに栃木店も閉店し、鹿沼店を含めた残りの店舗に経営資源を集中することになった。

東京ソラマチ店の訪問で残るは栃木市役所店のみとなり、東京出張の帰りに新幹線に乗らず東武電車で地道に北上し訪問を達成しました。新栃木駅から徒歩で向かいましたが、こんなに遠かったっけ?と思うくらい歩きました。以前、福田屋栃木店訪問時にも同じ経路で歩いたはずですが、なぜか当時より歩いた印象でした。その後、栃木駅から両毛線で帰路に着こうと思いましたが、小山行きに次の電車まで30分以上開いており、5分後に東武宇都宮線が発車する状況だったので、東武電車に乗り込みさらに北上、東武宇都宮駅までたどり着きました。その勢いで東武宇都宮百貨店にも行こうと思いましたが、ちょうど19時を回ったところで、シャッターが閉じ始め、「また明日のご来店をお待ちしております。」と...。