宇都宮パルコ
宇都宮PARCOは宇都宮市の県庁付近、オリオンどおりの東端に位置する形となっていました。1997年3月にオープンした比較的新しい店舗で、地上10階地階1階の売場には若者向けの衣料品や雑貨、紀伊国屋書店などが入居し、上野百貨店閉店後の宇都宮市の繁華街を、ラパーク長崎屋とともに支えてきました。しかし、生活様式の変容などから買い物客の足が徐々に遠のき、2004年2月期には100億円近くあった売り上げが、2016年2月期は48億円まで減少。今後も改善が見込めないことから、2019年5月31日をもって、宇都宮パルコは閉店を余儀なくされました。画像は2008年のものです。
2006年当時の宇都宮パルコ。神社の階段からその全景を見ることができた。パルコの存在は街のステータスであったに違いない。
閉店から3年半。未だに跡地利用のメドがつかない。裏手の交番だけが稼働しているような感じだった。