大沼山形本店

山形県を代表する百貨店である大沼百貨店の山形本店は山形市役所近くの繁華街、七日町にあります。百貨店としての設立は昭和25年で 当初は2階建てでしたが、幾多もの増床や改装を経て現在の店舗となりました。初売りの様子などは必ず報じられるなど、山形県下随一の百貨店として店を構えています。 しかし、2020年1月26日をもって営業停止、大沼百貨店は自己破産しました。

 

大沼山形本店。山形駅からは少し離れた山形市の中心市街地、七日町で営業していた。七日町はかつていくつものデパートが並んでいたが、郊外店の出現や高速バス頻発運行による仙台市への買い物客の吸出しにより、七日町に残るデパートは大沼のみとなっていた。しかし、現在でも店舗やテナントビルが並び、山形市の中心市街地商業集積地区として賑わいをみせている。

 

建物は重厚な石造り風。店舗は地下1階から7階までで、子供服売り場では有名ブランドである「ファミリア」も扱っている。道路拡張工事のため大沼パーキングは閉鎖され、買い物額に応じて周辺の契約駐車場が一定時間サービスとなる。

 

正面入口。格式高い構えとなっている。山形駅前とは少々は離れているが七日町付近を結ぶ100円循環バスも運行されている。