09:00
午前9時ちょうど。交差点側の店舗入口の扉が全開放され、次々とイトーヨーカドー弘前店になだれ込む買い物客たち。
営業終了を告げる大きな貼り紙。「皆様に親しまれてまいりました~」はお馴染みの定型文となっているが、いつどの店舗で見ても悲しいものである。
1階のメインテナントの1つである生活雑貨専門店ロフトも、イトーヨーカドー弘前店と合わせてこの日で営業終了。イトーヨーカドーとともにロフトも、青森県からこれで姿を消すことになる。
1階風除室フロアでは、イトーヨーカドーオリジナルグッズが販売されていた。特にリンゴをあしらったトートバッグやTシャツが愛らしい。営業最終日にも関わらずまだ多くの商品が並べられていたので、手当たり次第に購入してしまった。荷物が大きく運びながら店内を回れない事態となったため、階段フロアにあるコインロッカーに購入品を一時保管した。
買い物客からイトーヨーカドー弘前店に向けての愛溢れるメッセージの数々。
これは9:22現在のポッポの様子。通行スペースを確保しながらの大行列。
こちらはクレープやソフトクリームを販売している「POPPO」。この列はどこまで伸びているのか。
クレープ待ちの列は、開店24分で第二立体駐車場連絡通路のこのあたりまで伸びていた。画像背後が店舗入口(POPPO方面)で画像左が駐車場。列はそこまで伸びて折り返して店舗側に戻っている状況であった。
地階グローサリーも開店直後から大混雑。商品、特に野菜などは大量に並べられていたが、次々と売れていく。
空になった食品棚に掲げられていた感謝のことば。
2階フロアは、いつもの日曜日と変わらぬ光景のように見えた。
コスメコーナーが2階に集められているのも珍しい。商品はちらほらと完売もあったようだが、残った美容商品なども割引で販売されていた。
4階は子ども服と生活用品のフロア。開店直後は平穏を保っていた。
くまざわ書店はイトーヨーカドー弘前店閉店に伴い一時休業。10月31日(木)のシーナシーナの先行オープンにあわせて再開店する。
一方、5階にある「アカチャンホンポ 弘前イトーヨーカドー店」はこの日で営業終了。目玉テナントの1つだっただけに惜しい。
イトーヨーカドー弘前店のエレベーターは2基。