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実に大勢の人が店舗前に滞留したため、急遽セレモニー会場が変更された。

 

イトーヨーカドー福島店、吉田店長の挨拶。会場が移動したことによりマイクが高性能のものを準備していたが使えなくなってしまったと言っていたが、今日聞く「蛍の光」が今までで一番悲しく聞こえること、開店以来福島市の発展のためにを店の是としてきたこと、メッセージには3000枚を超す枚数が寄せられ全て目を通したこと、イトーヨーカドー福島店は福島市の発展の役割を果たし本日閉店すること。

 

そしてお店の風景を目に焼き付けていただいて最後まで頑張ってきた従業員がいたことをぜひ記憶のなかに留めておいてほしいと締めくくった。大きな拍手、イトーヨーカドーありがとうの声援が飛ぶ。

 

万感なシーンのここで濱口副店長が吉田店長にそっと手を添える。

 

従業員からの吉田店長への花束贈呈。これはサプライズだったそうだ。吉田店長の目に光る雫が

 

花束を手に、吉田店長が再度肉声で
「みなさま、本当にありがとうございました。」
と本当にお客さんの目の前、本当に近い位置でお礼を述べた。

 

シャッターが降り始めると大きな拍手。

 

39年の歴史に幕を閉じるイトーヨーカドー福島店。

 

もう、イトーヨーカドーとしてこのシャッターが開くことは無い...

 

シャッターが閉まっても、大勢の地域住民が残りその余韻に浸る。

 

そんな人たちを、明るく照らし最後に見守るイトーヨーカドー福島店の塔屋。

 

Written by でぱまに.