イトーヨーカドー弘前店(営業最終日4)

 

15:00

 

バスターミナルを併設するイトーヨーカドー弘前店。バスを利用して買い物に訪れていた買い物客も多かったことだろう。

 

大型ショッピングセンターとバスターミナルの併設は両者にとって大きな強み。それ故、弘前市の駅前の商業集積が保たれていた面もあったのだろう。明日以降もこの光景は変わらず。

 

1階売場には、「つがにゃん」のねぷたが飾られていた。

 

風除室に掲げられていた津軽ねぷたの絵師によるものと思われる飾り絵。「イトーヨーカドー」のちょうちんが脇に。

 

今年の弘前ねぷたで使われた感謝幕。弘前の街とともに47年間歩んできたイトーヨーカドー弘前店。

 

夕方に近づいても、イトーヨーカドー弘前店オリジナルグッズの販売は続いていた。商品が補充されたのだろうか、棚にはまだたくさんのグッズがあり、商品を選ぶたくさんの人が。そしてメッセージ記入コーナーにも1人また1人と感謝のメッセージを書き込む人の姿が。

 

2階フロアの様子。多くの買い物客が行き交っている。商品を選ぶ人。空間が広くなった店内を見て回っている人。店員さんと思い出話にふける人。

 

アカチャンホンポ。
じゃあね またね
涙がこぼれているよ

 

15:30

 

6階屋上で繰り広げられていたJR駅前地区ねぷた愛好会のねぷたばやしの演奏。一番手前の女性はイトーヨーカドー弘前店の店長である。

 

最後の演奏ということで、こうして集まってくれた買い物客、店への感謝をこめて演奏してくれた愛好会のメンバーに感謝のあいさつをするイトーヨーカドー弘前店店長。ねぷた祭りには毎年参加していたが、おはやしへの参加は今年が初めてだったという。

 

そして、イトーヨーカドー47年のご愛顧に感謝しお礼を述べる店長。このねぷたのおはやしこそが、イトーヨーカドー弘前店の閉店セレモニーとなった。

 

屋上で記念撮影をするJR駅前地区ねぷた愛好会のメンバーの皆さん。

 

ねぷたばやしを静かに聞いていたハトマーク。

 

16:30

日が傾きはじめた。。。

 

朝方にはあまり目に入らなかったテレビ局をはじめとした報道陣の姿が増えてきた。

 

地階の食品売り場は混雑に拍車がかかっていた。しかし「毎日がお買い得!」 次々と青果をはじめとした新しい商品が並べられ、買い物客が手に取っていく。また、2階フロアでは半額ワゴンセールが始まり、威勢のいい声が飛び交っていた。

 

この時間になってPOPPOのクレープを受け取ることができました。12:00に列が半分くらいまで捌けていることをみて、ポッポクレープチャレンジで列の最後尾に並ぶ。13:30にようやくオーダー口にたどり着き、オーダーと支払いを終えて番号札を受け取った。そして、16:30に受取完了。ホイップいっぱいのポッポクレープ。ありつくまでに270分であった。

 

そしてついに、ポッポクレープ完売。この貼り紙を写真に収めている人たちが大勢いた。ポッポクレープ、これでもう食することができなくなった。