2014年9月27日、桜水車庫にて飯坂線開業90周年イベントが行われました。 当日は、家族連れなどで賑わいました。 午前10時から午後4時半まで催されていましたが、開始直後から多くの来場がありました。

会場は桜水車庫で、駅入口から右へ右へと案内があった。 80周年時のように駅前駐車場での催しは行われなかった。

イベント会場ではヨーヨーつりやくじ引き、飲料販売、飯坂線グッツの販売などが行われていた。 福島バスまつりでも販売されていた飯坂線DVDや車内放送CDのほか、バスのチョロQなども販売されていた。 奥のほうではバスや鉄道の模型などの掘り出し物コーナーもあった。

鉄道模型の展示では、飯坂線新旧車両の模型や栗原電鉄に移籍した5300形の模型、阿武隈急行や寝台列車カシオペアの 模型があり、走行していた。日常よく見る貨物列車の模型も走っていた。

飯坂線の実車内は、鉄道イラストの展示会場とお絵かきコーナーがあり、2両目は休憩所となっていた。

電車の運転席の体験コーナーもあった。子供向けに運転士の帽子や衣装の貸し出しも行っていた。 ブレーキレバーを回すと、電車の空気が抜けるようになっており、何度もプシューという音がなっていた。

電車の下を潜り抜けるコーナーもあり、ヘルメット着用で床下を体験できるようになっていた。 また、留置線側には実際の線路を使ったポイント切り替え体験コーナーも用意されていた。 (ただ、本線との区切りがコーンとバーだけであり、小さい子どもにはちょっと危なかった気が...)

例によって床下の装置が開放されており、中身を見ることができた。

事前に応募した小学生以下のこどもを対象とした運転体験も実施された。 約60メートルの留置線内の線路を運転士の付き添いのもと、電車を実際に運転していた。

飯坂線は開業90周年。電車には90周年の記念ラベルが施され、運行されている。

桜水駅構内に掲示されていた90周年特集ポスター。 飯坂線は県都福島市の足としてこれからも走り続ける。
今回も80周年記念イベントと同じように家族連れや近所の方々、普段の利用者と思われる方などの姿がとても目立ち、 和やかな楽しいイベントのように感じました。幸い天候にも恵まれ、福島方面からの電車だけではなく飯坂方面から来る電車にも
このイベントに向かう乗客の姿がありました。
次回は開業100周年のイベントになるのでしょうか? また楽しみに待っていたいと思います。