平野駅

平野はヒラノと呼びます。ヘイヤではありません。 この辺りから沿線には広大な果樹園等が広がってきますが、この駅の利用客は比較的多めです。 ここからは飯坂町平野、だんだんと温泉地が近づいてきます。 地域的にひとつの区切りとなっており、平野から飯坂温泉方面への区間利用客も 目立ちます。

駅構内

平野駅入口。笹谷駅からここまでは飯坂線はほぼ直線となっている。 一時期平野駅は終日無人駅だったが現在は駅員配置時間帯が設定されている。 駅窓口付近の屋根増設工事中を実施し、 窓口付近も屋根で覆われている。 飯坂線各駅にて、同様の改良工事が行わた。 正面窓口手前に、自動券売機とNORUCAカード読み取り機が設置された。

平野駅のホームの空きスペースに設置されたスノーシェルター待合室らしきスペース。 おそらく風雨をしのぐためのものと思われる。 2001年はじめに設置され、一旦撤去されたがまた復活した。 特に風雪時にはその効果を発揮する。

飯坂温泉方面を見た平野駅ホーム。 飯坂温泉行きの電車が駅を出ると遮断機も警報機もない小さな踏切が連続するが、 これらの踏切は飯坂線の線路を挟んで飯坂街道に面している住宅の入口となっているもの。 家の門が踏切になっているような状態で危険防止のため この区間飯坂線は警笛を頻繁に鳴らしながら走る。 画像は福島行き3両編成電車の入線風景。朝の平野駅は混雑する。 なお、ATS導入に伴い、3両編成電車の平野駅ホーム福島よりの先端のドアは 閉め切りなり、ホーム床にその旨案内がある。

1つ前の画像の撮影は2000年夏(平日ラッシュ時)、こちらは2008年春(休日昼間時)撮影。 駅が塗装され、床がきれいになってますな。

こちらは2015年春(平日ラッシュ時)の画像。 ちょっと撮影場所が違いますが、線路の枕木が新しくなっていますね。

沿線風景

平野駅の北側にある平野郵便局。比較的新しい建物で、車椅子利用者の専用駐車スペースもある。

平野駅裏の神社。 大変厳かな雰囲気。 祭礼時には飯坂街道沿いや平野駅ホームに灯籠が掲げられる。

路線風景

少々古い画像だが、平野駅に到着した飯坂温泉行き電車。 団地が連なる笹谷地区を抜け、このあたりになってくると乗客の数はやや減ってくるが、 平野から飯坂温泉方面への区間利用客も多い。 画像は駅改良工事前のもの。

平野駅で発車を待つ飯坂温泉行き電車。 平野駅を出ると飯坂街道と民家の敷地とを結ぶ小さな踏切が連続している。 電車はこの区間を警笛を鳴らしながら進む。

平野駅に到着の福島行き電車。 上り電車は平野駅のやや手前から減速し、ゆっくりと平野駅に入ってくる。

飯坂街道と国道13号線が交わる交差点にある飯坂線の踏切。 過去には踏切の存在を知らずに国道13号線に入ろうとして いきなり電車に激突という事故が何回かあったため、このような注意を促す看板が設置された。 ちなみにここに限らず飯坂線の踏切が絡む交差点の信号は基本的に踏切と連動しており、 踏切遮断中は飯坂街道は主に直進のみの信号となる。

国道13号線を横断する福島行き電車。 私にしては珍しくいいタイミングで撮影できたと自己満足(^^)

国道13号線は、この踏切より先福島方面へは片側2車線となる。 この交差点は13号線の上りと下りは別々に青になり、片方向の車の流れを作ることにより 主に多い右折方面への交通がスムーズになっている。 背後に見えているのはJA福島ビル及びヨークベニマル平野店。 東北自動車道の福島飯坂ICもそのあたり。

2004年元旦、平野駅付近を走る福島行き電車。

田園地帯をひた走る飯坂温泉行き電車。

4月ながら初夏のような陽気の中、飯坂温泉へ向かう電車。

平野駅に到着した福島行き電車。右側は待合室。

平野駅前の踏切。最近流行の全方位型踏切警報灯となっている。